私の娘の様子が変わり始めたのは、中学３年生の夏頃からでした。学校の帰りがだんだん遅くなり、服装や髪形も派手になりだしたのです。娘の部屋を見るとタバコの吸い殻が何本かあり、これはおかしいと思い娘に確認しようとすると急に暴れ出し手が付けられない状態となりました。家具やテレビも壊されてしまい、そのまま家出してしまいました。

なぜこんな事になってしまったのかと落胆する日々となりました。娘は学校にも行かず、行方も分からず、一人親の私は仕事も休み娘を探す毎日でした。学校に相談してもあまり親身になってはもらえず、控えている他の生徒さんの高校受験の方が大事なようでした。

手掛かりもなく途方に暮れていた私に、友人が公照実莉先生のことを教えてくれました。私はすぐにお電話しました。公照先生はよくあるお話ですよ、と穏やかに答えて下さいました。その時、まず家出した者が帰って来る護符を持ちましょう、と勧めてくださいました。これで娘さんは戻って来られますが、だからと言ってまず家出の原因を探し改善するようにしないと同じことの繰り返しですよ、と言われました。護符を持って、１か月も経たないうちに娘は家に戻って来たのです。その時娘となぜ家から出たのか、学校にも行かなくなったのかとじっくり話し合いました。娘は受験のプレッシャーと、私が仕事で家にほとんど居ない事の寂しさを訴えました。私も泣きながら娘に謝りました。その結果を公照先生にお電話すると、では次は悪いお友達と縁を切って非行から立ち直る護符をお作りしましょう、と言って下さいました。間もなく護符が届き、毎日大切に身につけていました。

数か月が経ち中学３年の3学期が始まるころ娘は服装もきちんと正すようになり、学校にも毎日通うようになってくれました。表情も柔らかくなり、私への言葉遣いも以前の優しい娘となりました。半年前のあの地獄のような毎日は一体何だったのでしょうか。公照先生に辛い時何度もお電話させていただき、その度に大丈夫、娘さんを信じてあげて下さい、と励まされたことは本当に有難いことだったと思います。更に護符のおかげで娘は立ち直ったと感謝しております。公照実莉先生、いつもいつもお力になって頂きありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。