私には不倫関係から始まった同棲歴３０年になる彼氏がいます。彼は元々姉の友人の夫で私たちの関係は当然ながら周囲から猛烈な反対と顰蹙をかってしまいました。

そのため私は唯一の肉親である姉からは絶縁され、実家の行事などにも参加させてもらえない孤立無援の立場になったのです。それも身から出た錆で回りを不幸にしてしまった原因は私たちであるので、彼とこれからは二人でひっそりと生きていこうと話し合っていたのですが最近彼が糖尿病を患ったのがきっかけで私も老後の心配をするようになりました。

彼は７歳年上なので私より先に死を迎える確率は断然高く、将来私が一人になった時の準備をしておかなければなりません。居住地の老人施設は同じ町の住人の保証人がいなければ入所できないのです。虫のいい話になりますが姉に頼るしかない！と考え、いつもお参りをしていたお寺さんに祈願を重ねるようになったある日、ふと護符のパワーが力になってくれるのではないかと気づき努力の末天就院さんのホームページを見つけることができました。

公照先生に護符を作ってもらうことができ、その後何十年ぶりかに恐々姉に連絡をしてみました。

電話に出てくれた姉は想像していた声より、かなり柔らかく優しい声でした。私は先ず今までの行いを詫びて反省の気持ちを伝えました。３０年間のしこりは一朝一夕では解けないと思いますが、まず、初めの一歩が踏み出せたのではないかと思っています。

先生、ありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。