僕は4年前に薬大を無事卒業できたものの、就職に必要な薬剤師の国家試験に三度も落ちてしまい28歳の年になる今でも親に生活の面倒を見てもらっているニートでした。
僕の合格を何より願っている両親の年齢も60歳を超えて、さすがにこのままではいけない!と真剣に思いつめるようになっていきました。そのうえ今の彼女からも、二人の結婚をせっつかれていて今度の試験は合格以外の選択肢がない、まさに四面楚歌状態に追い込まれていました。
彼女はそんな僕を心配して、彼女がとても信頼を寄せている天就院の実莉先生に最もご利益がある合格成就の護符を作ってもらい、僕に絶対合格を信じながら身に付けて受験勉強の励むよう応援をしてくれたのです。
僕は試験まで今までにもまして一生懸命勉強に打ち込むようになると、今度こそは合格できるぞ!という自信が湧いてくるようになりました。そして合格発表の日、僕の名前を見て両親、彼女、そして僕と皆で手を取り合って喜ぶことが出来る幸せに感謝しました。
そうです。この合格はひとえに実莉先生の合格成就の護符の賜物です。
本当ひにありがとうございました。